トリビア 2
キッチンパネルとは?どんな種類がある?
キッチンパネルとは?どんな種類がある?
キッチンパネルとは、コンロ周辺の壁面につけるパネルの総称です。
コンロなどの熱を発する機器の周辺に取り付けて、耐火性が高く、油や汚れ・匂いなどが付きにくい素材で作られています。
☆素材は主に4種類☆
タイル
古くから広く使用されてきた素材になります。厳密にいうとキッチンパネルではないのですが、用途は同じになります。
メリット:耐水・耐火・耐久性が高いところです。また、陶器製の製品が多いため他の素材に比べ圧倒的に傷つきにくいです。
タイルの色・形を自由に選べるほかにも使用するデザインによってはレトロな雰囲気を出す事もできます。
デメリット:目地というタイル同士の隙間が変色しやすく汚れやすい・頑丈であるが衝撃を吸収しにくくひび割れやの心配があります。また、施工には手間もかかり尚且つ技術も必要となる為、施工費が高額になる傾向があります。
金属
一般的にステンレスやアルミを使用した板のことです。
メリット:耐火性が高く、価格もリーズナブルになっています。
デメリット:傷つきやすくデザイン性が低くなります。
不燃化粧板
主にメラミン樹脂を使った板のことです。一般的にはこちらが多く使用されています。
メリット:耐久・耐水性が高くデザイン性も豊富です。また、費用がタイルや金属より安くなります。また表面が加工しやすいためデザインも豊富にあります。木目調・タイル調などからも選択することができます。
デメリット:本物のタイルと比較すると質感が劣るぐらいです。
ホーロー
鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にシリカを主成分とするガラス質の釉薬を高温で焼き付けた板になります。
メリットは:耐久・耐熱性に優れ汚れや傷にも強く、光沢があるため高級感が出ることです。下地が金属なのでマグネットがつきます。
デメリット:価格が高くなる傾向があります。
☆おすすめのキッチンパネルの選び方は3点☆
・お手入れのしやすさ
キッチンは普通に日々調理しているだけで、水や油がはねやすく汚れやすくなります。
そのためお手入れをしやすいものをお勧めします。
拭くだけで汚れが落ちたりするものもあります。
・汚れに強いもの
お手入れがしやすいキッチンパネルですが、汚れに強い素材を選ぶのもおすすめです。
最近では標準仕様でパネルの表面にコーティング加工されているものも多いですが、なかにはされいていないものもあるので確認が必要です。
・デザインや色
壁面のうち大部分を占めるため、色で印象がかなり変わります。
白や淡い色は明るい印象、黒やグレーなど濃い色はモダンな印象になります。
キッチンだけでなく、部屋とのバランスも考えて色やデザインを選ぶと統一感がでてバランスが取りやすくなります。
キッチンパネルは選び方次第でキッチンの雰囲気が大きく変わります。
素材ごとの特徴やデザインを把握し、機能性などにも考慮して選んでみてください。
ショールームに行くことで、色や柄が思っていたものと違っていた、後悔するリスクも減らせます。
当社ではお客様とショールームへご一緒させていいただく事も可能です。